天下り

公務員が民間へ転出することを天下りという。
慣例として同期が事務方のトップになれば公務員を辞める。
辞めても年齢としても働き盛りなわけだから
天下りしなかったら路頭に迷う。

天下りが問題なのは、天下りを引き受けることによって
引き受けた会社が随意入札で有利なことによるのだろう。
そこで支払わられるのは、税金だから。

一方、民間どうしでも天下りがある。
大企業から中小企業へ
親会社から子会社へ

自動車みたいな純な商品を扱う会社だとそれもありなん。
余剰人員を養う手段。可能な範囲で商品に付加される。


それが電話代や電気代、ガス代を扱う準公共的な企業だったら
ちょっと違う。
公共料金に天下った人の給料も加味されている。


でも、これはある種の生活保護費みたいなものかも?
貧しい人が増えることによって社会が不安定になる。


天下りをする官僚は、日本の頭脳の一部であったわけで
そういう人達を管理下に置かなかったら
逆の意味で社会が不安定になるかもしれない。