目線


久しぶりに結婚式みたいな人の多く集まる所で写真を撮ったので感じたことがありました。

私の写真のスタイル?は、「観察者」なので目線を貰うということが少ない。
観察者というのは、自由気ままで撮れたものにそんなにこだわりが無い。


だから、目線を貰うとファインダーを通して見つめ合うわけで
何かドキドキしてしまいます。

その写真を公にするときは、
閲覧者が被写体と見つめ合っているわけで
撮影者の責任は、重大になります。


結婚式の会場で撮るわけですから
撮った画像を見るのは結婚する二人。
その二人が見て喜ぶような写真を撮らないといけません。

撮影者は、その媒介者。

心地よい写真が撮れる様に
被写体と言葉を交わさないといけません。

被写体の方の柔らかい表情は、カメラマンに力量によります。
女の子は、意外と簡単ですが男の表情を柔らかくするのが大変です。

ふと営業をやっていた頃を思い出した。

アポ無しでやってきた営業マンに対する人の表情。
その人から、どうやって柔らかい表情を貰うか。
しかも短時間で。
面白くもあり、大変でもあるなあ。